初心者向けのボクシング入門

偉大なボクシングの日本記録

拳を上げる

日本人ボクサーも途切れることなく、さまざまな階級で世界チャンピオンが誕生するようになりました。

今では思い出すにも苦労するほどの数のチャンピオンが誕生していますが、今回は輝かしい戦績で日本記録となっているものを紹介します。

まずはボクシング世界戦の防衛記録ですが、具志堅用高さんの持つ13回が最多記録となっています。しかもこの記録はなんと1980年に樹立されてから破られていない記録なのです。そして12回のタイトル防衛をした山中慎介さんが続くという形になっています。

防衛記録以外にも複数階級制覇の記録もあります。2階級制覇!などとテレビやニュースなど耳にしたことはあるかもしれませんが、複数階級制覇は、パンチ力からスタイルまで違う階級を制覇する難しさも加わってきます。そんな複数階級を湯場忠志さんが5階級制覇という日本記録を樹立しています。これは世界戦ではなく日本王座での複数階級制覇の記録となっています。

現在のところ、この記録を超えるボクサーは出てきていませんが、今後は世界タイトルで複数階級制覇するボクサー誕生にも期待したいものです。ちなみに日本王座5階級制覇した湯場さんは2014年に引退されています。ボクシング観戦の合間や、観戦前にこのような記録を確認するだけでも、より面白く観戦できるかもしれませんね。